超高齢化する我が国において、元気に年を重ねる事が非常に重要です。そのために高齢者の口腔ケアでも世界最先端を行く我が国において、未だ十分ではありません。今後さらに口腔ケアを推進するためには医療関係者のみでは限界があります。そこで、（一社）日本口腔ケア学会（会員8,106名）では総力を挙げて、国民の皆様に種々の口腔と体のかかわりを発信していくことが重要と、「口腔ケアアンバサダー（伝道師）」制度を2021年5月9日の口腔ケアの日に合わせて創設します。これは口腔ケアの知識・技術がある一般の方を、学会が認定する制度です。
口腔ケアは感染症を予防して口臭を予防して、健康で虫歯のない口腔のためにも必須です。
国民の皆様がより豊かな生活が送れるよう、口腔ケアに興味関心を持ち、皆さんのお口がきれいになることを目標として、2021年からお口キラキラ10か年計画（通称　キラキラ計画, Kirakira）をスタートします。このキラキラ計画を通して、より健康的に長生きをする人を増やしていくことを目的としています。また、このお口『Kirakira』という言葉が、『Kawaii』に継ぐ日本発のワードとして、世界に認知されることを目指しています。これにより、日本の世界における貢献度を高めることに繋がると期待しています。
今回、これらを統括する口腔ケアアンバサダー委員長には、医師・歯科医師のダブルドクターで、新進気鋭の東京大学イートロス医学講座 米永一理 特任准教授が就任しております。
５月９日は「がんに備えた口腔ケア」「認知症予防を目指す口腔ケア」「いつまでも飲み、食べ、話す」ための口腔ケアの日です。是非、貴紙においても読者の皆様に口腔ケアの指導を賜れますようお願い申し上げます。

＜口腔ケアアンバサダー受験申込み＞
https://cbt-s.com/examinee/examination/oralcare.html

一般社団法人　日本口腔ケア学会
理 事 長　　夏目　長門
副理事長　　星　 和人
口腔ケアアンバサダー委員会　
委 員 長　　米永　一理